2016年7月12日火曜日

木漆工とけし 「くらしの器展」

2016 715()23()  11:00 1800  
とけしさん在廊日 16日(土)・17日(日)
会期中休み 7月21日(木)

素材に人の手を入れることの意味やそれぞれの役割を考えていくうちに、
木も漆も元の姿が想像できる、どちらかというと素朴な仕事が増えてきました。
木地は木を削る際の勢いが僅かに残るところで手を離し、
その木肌を守ることを目的に漆を何度か塗り重ね、木目が残るように仕上げる。
目新しくはありませんが、長く普通に使える器だと思っています。
お店で実際にご覧いただけますと幸いです。

木漆工とけし  渡慶次 弘幸・愛
                                               写真撮影        砂川和也  

2016年7月4日月曜日

第50回 うるし椀の会のお誘い

梅雨の晴れ間にのぞく青空に夏を感じ、七夕飾りに心がなごむ今日この頃です。

皆様いかがお過ごしですか?

「うるし椀の会」もおかげ様で50回を迎えました。

今回は大藪 泰さんを講師にお迎えします。

テーマは「予言する塗料 ”漆” 」 


中国、ベトナム、ミャンマー、台湾、韓国等アジアの漆を調べ、漆の科学を研究して30年、そこから得た漆についての、

①漆の優位性、

②漆の利用拡大、

③漆工産業や漆工芸の将来、

をお話しします。

漆はこれからの製品材料や工芸技術の在り方を予言しています。


大藪 泰


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大藪 泰 先生 略歴

工学博士

地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 研究フェロー

(略歴)

塗料メーカー技術部開発課勤務後、京都市産業技術研究所 勤務、研究室長・理事を経て現在に至る

専門:高分子、特に塗料、中でも漆

京都府立大、京都市立芸術大学、金沢市立美術工芸大学非常勤講師、
京都府立大生命環境科学研究科共同研究員、漆を科学する会事務局長、

NPO法人丹波漆 役員

趣味:アフターテニス、アフターシネマ、アフターサイクリング、「何に漆を塗るか」を考えること

漆の化学に関する論文・総説等多数、「漆~その科学と実技~」(理工出版)著

中国、韓国、台湾、ベトナム、ミャンマーの漆植栽地調査
福州(中国)国際漆シンポジウム、日韓漆シンポジウム、
バッファロー(ニューヨーク州)漆国際シンポジウム等で研究発表・招待講演等


皆様のご参加をお待ちしています。

日 時 2016年7月16日(土) 午後6:30~8:30
場 所  舎林3階
会 費  2,500円

お手数ですがご参加の方は電話又はメールでお申し込み下さい。
06-6624-2531
urushi@u-syarin.com