2007年11月11日日曜日

『うるしが、いいね。』 (ラトルズ刊)発刊記念展

高森寛子さんと小川マアさんとのぬりもの対談「うるしが、いいね。」の発刊を記念して、
【作り手と使い手の集い】を開きます。



≪作り手と使い手の集い≫

その1 須藤賢一さんのワークショップと高森寛子さんのお話会

『ブナコの技で木地を作る』
ブナコは、約50年前に青森県工業試験場で開発された漆器の素地です。 
まず、ブナの丸太を野菜のかつらむきの要領で薄い板にし、一定の幅の細いテープにカット。これをぐるぐる巻いて円盤状の「巻板」を作り、その巻きを指で押し出して、立体に作り上げます。同じ巻板が指加減で茶托になったり、深皿になったり、椀になったり・・・この造形の自由さこそが、ブナコの面白さです。
完成木地に須藤さんが漆を塗り、2~3ヶ月後にお戻し致します。
 ・日時  ①11月16日(金) 2:00pm~3:30pm
      ②11月17日(土) 11:30am~1:00pm
 ・材料費と塗り代   12,000円より
            (定員 各回6名)
  
--------------------------------------------------------------------------------

その2 輪島の桐本泰一さんと寒長茂さんをむかえて。

輪島を深く愛し、漆を熱く語る、桐本泰一さんと、
軽妙洒脱で、かつ、何事にも、真正面から取り組む 
木地師 寒長 茂さんのフリートークの会です。
どんなお話が飛び出すか・・・ごいっしょにお楽しみください。
 ・日時  11月24日(土) 2:00pm~4:00pm
 ・参加費 1,500円   定員15名
  
************************************
いずれも、ご参加のお申込みは舎林(06-6624-2531)へお願い申し上げます。

2007年10月12日金曜日

高田晴之 展

2007年10月12日(金)~20日(土)
11:00am~6:00pm
会期中 無休
作家在廊日
   10月12日(金) 13日(土)、14日(日)

赤木明登さん 福田敏雄さんなどの木地を手がける輪島の木地師、高田晴之さんの作品展。
木の素材感をいかした美しいシャープなラインは、漆によってさらに引き立てられます。
モダンで繊細でありながら、やさしくて愛くるしい高田さんの器が並びます。






2007年9月24日月曜日

柏原由貴子先生 第54回日本伝統工芸展入選


漆情報-柏原由貴子先生入賞作品-銀平文飾箱「恋しくば・・・」

蒔絵クラス 柏原由貴子先生の作品
銀平文飾箱「恋しくば・・・」が第54回日本伝統工芸展に入選しました。

(社)日本工芸会HP:http://www.nihon-kogeikai.com/

2007年9月20日木曜日

戸枝恭子の漆 展

2007年9月20日(木)~9月29日(土)
11:00am~6:00pm
会期中 無休
作家在廊日
   9月21日(金)・22日(土)
     28日(金)・29日(土)

生活の中で親しまれる漆工芸を目ざした 磯矢阿伎良先生の教えを受けつぎ、青梅市梅郷の朱文筵工房で制作をつづける、戸枝恭子さんの作品展です。
椀や皿に、漆絵や箔絵で描かれた自然の草花は モダンで大胆でやさしい、様々な表情を見せてくれます。


2007年9月10日月曜日

クラフト樺 木工・染・織 展

2007年9月10日(月)~9月29日(土)
舎林2F


自然の素材をいかした家具づくりのご主人と
樹皮、草木で染めた糸を織り上げる奥様の2人展




2007年7月9日月曜日

高森寛子の「漆の器 それぞれ」展

2007年7月9日(月)~8月31日(金)
11:00am~6:00pm
お休み 7月15日(日)・16日(月)
    8月12日(日)~19日(日)
高森さん在廊
    7月28日(土)
    8月4日(土)・25日(土)


汁椀、飯椀、大椀、鉢、皿、コップ、弁当箱、箸、スプーン……
毎日、心地よく 安心して使える本物の漆の器たちをご紹介します。
普段使いの漆のものを得意としている作り手、約20名による200点ほどの中から、あなたの暮らしにふさわしい器を見つけてください。
また、下記の≪作り手と使い手の集い≫にも、是非ご参加を。
そして益々漆好きになっていただければ、うれしいことです。



高森寛子 
エッセイスト
使い手の立場でさまざまな伝統工芸品の作り手と使い手をつなごうと数々の試みを行う。
共著に「本物の漆器 買い方使い方」(新潮社)
著書に「美しい日本の道具たち」(昌文社)
「心地いい日本の道具」(亜紀書房) 
「漆の器 それぞれ」(バジリコ㈱)など



≪作り手と使い手の集い≫
14:00~15:30 定員各12名
※作り手さんは、それぞれ翌日曜日も在廊


① 7月21日(土)
  『長井 均さんの下地実演』
長井さんの椀や皿には、漆下地でつける自由で躍動感あふれるラインがあります。その工程を見せていただきます。
参加費 無料



『長井さんによる 下地付けの実演』



 『参加の方に布着せを体験していただきました』




② 7月28日(土)
  『手塚英明さんとティータイムを』
手塚さんの器ファンでもある 「まめの木」オーナー・森島良枝さんが、手塚さんの器に合わせて季節の洋菓子を作ってくださいます。 
参加費 1,500円
※「まめの木」(堺市高倉台) 安全安心な材料を使い、手間と暇をかけて作る家庭的なやさしさのある洋菓子が人気の店。
「まめの木」さんのHP http://www.mamenoki.co.jp/



『手塚英明さんとの《作り手と使い手の集い》』



『まめの木さんのおいしいデザートをいただきました』




③ 8月4日(土)
  『伏見真樹さんのお話』
竹と漆のカトラリー作りや、漆液の話など。伏見さんの器とスプーンで冷菓も召し上がっていただきます。
参加費 1,500円



左:『ビンに入った漆液。採取した時期による成分の違いが、よくわかりました。』
右:『日々使い込まれたお椀を前にしてのお話』



④ 8月25日(土) 
  『滝村紀貴さん指導のワークショップ』
上塗り前の皿に墨で絵や文字を書いて預けると、滝村さんが上塗りをして戻してくださいます。ご自分だけの漆器作りをお楽しみください。
材料費・塗代 実費



左:『滝村紀貴さん』 右:『墨のかをりの中で、字や絵をかかれる皆さん』



『それぞれの作品に滝村さんが上塗りをして仕上げてくださいます。出来上がりが楽しみです。』





2007年6月20日水曜日

箱瀬淳一 いろいろ蒔絵展

2007年6月20日(水)~30日(土)
11:00am~6:00pm
会期中無休
作家在廊日 6月26日(火)・27(水)

『私達の周りを見回しても、日本にしかない蒔絵を、なかなか見ることができないのではないでしょうか? 古来からの技法を受け継ぎ、今の生活に生きる、そんな絵付けをしたいと考えてます。』

箱瀬淳一


打出の小槌、宝珠など日本古来の文様をデザインした、ヴァン クリーフ&アーペルの蒔絵ジュエリー「パピヨンシリーズ」を制作。
スイス イタリア フランスなど国内外で活躍する箱瀬淳一さんの蒔絵小品展です。




2007年5月10日木曜日

うるしとガラスのうつわ展

2007年5月10日(木)~30日(水)
11:00am~6:00pm
日・祝日休み

繊細な四季のうつろいを感じさせる、山田裕子さんのガラスを漆皿にのせました。
たがいが引き立てあって、美しい空間が生まれました。
漆とガラスの出会いをお楽しみください。





2007年4月23日月曜日

柏原由貴子先生 第36回日本伝統工芸近畿展入賞


漆情報-柏原由貴子先生受賞作品-溜塗銀平文飾箱「伊曽保物語」

漆情報-柏原由貴子先生第36回日本伝統工芸近畿展表彰式

蒔絵クラス 柏原由貴子先生の作品
溜塗銀平文飾箱「伊曽保物語」が第36回日本伝統工芸近畿展で日本経済新聞社賞を受賞しました。

北村昭斎先生の解説文

「この作者は出品当初より正倉院宝物に見られる平文、平脱の技法で表現を試み続けている。同じく当初からのテーマであるイソップ物語の世界を繊細なレース状の地模様で構成し、アクセントとして使っている薄貝には金、銀、色漆で裏面を彩色し効果を上げている。乾漆で作られた端正な箱の形と技法が調和した秀作である。」

2007年4月5日木曜日

石畑哲雄 展

2007年4月5日(木)~28日(土)
11:00am~6:00pm
日・祝日休み※15日(日)を除く
作家在廊日 4月14日(土)・15(日)

シャープでモダンな扇形鉢、薄手の盛鉢、どっしりとした江戸弁当。
布目、蒔地、塗り重ね、などの技法で仕上げられた器は 様々な表情を見せてくれます。
お料理の映える 石畑さんの器展です。


※4月14日・15日 
 2:00pm~4:00pm
 石畑さんとお話会を開きます。
 是非、お越しくださいませ。





2007年3月5日月曜日

漆のお弁当箱展

2007年3月5日(月)~~31日(土)
11:00am~6:00pm
日・祝日休み


木のお弁当箱の一番の良さはご飯のおいしさです。
大きさ 形 色 漆の表情など いろいろなお弁当箱を集めました。
お弁当だけでなく、日常の重宝な器としても 活躍してくれます。


《出品作家》
 ・赤木明登
 ・石畑哲雄
 ・鵜島啓二
 ・坂口正人
 ・高田晴之
 ・長井 均
 ・吉田宏之
 ・北原 進
 ・野口義明


2007年2月22日木曜日

うるしのアクセサリー展

2007年2月5日(月)~28日(水)
11:00am~6:00pm
日・祝日休み

漆のブローチ、ペンダント、帯止め
格調の高さとモダンな感覚をあわせ持つ漆のアクセサリーはどんな装いにも、マッチします。
蒔絵、螺鈿等 きらっと輝く、珠玉の世界をお楽しみください。


《出品作家》
 ・江藤國雄
 ・柏原由貴子
 ・岸本圭司
 ・北村 繁
 ・小西寧子
 ・山口浩美
 ・山本 哲