2008年5月21日水曜日

山本英明 漆の器展

2008年5月21日(水)~5月27日(火)
11:00am~6:00pm
会期中無休
作家在廊日 5月24日(土)※
                 25日(日)
※5月24日(土) 1:30pm~3:00pm
 藤崎誠先生と山本英明さんを囲んで「うるし椀の会」を開きます。
 お越しくださいませ。
 
 
「日本人の証として、死ぬまでにいっぺん天然の檜でお椀を作りたい。先人達が木の習性に従い、木に作法を聞きながら作っていたようなお椀を作りたい。」

山本英明さんの長年の夢が、ついにかたちになりました。

「木から学んだ形は無理なく、素直で美しいと改めて思っています。」

思いのこもった山本さんの檜椀をご覧ください。
 
 
 
 

2008年5月17日土曜日

柏木 圭 『栗懐中 箸入れ』


漆情報-柏木圭『栗懐中 箸入れ』白木(オイル仕上げ)竹箸付き 5,775円

漆情報-柏木圭『栗懐中 箸入れ』アンモニア処理(焦げ茶色、オイル仕上げ)竹箸付き 6,090円

漆情報-柏木圭『栗懐中 箸入れ』拭漆、槐(えんじゅ)箸付き 9,135円
 
一見、刀子にも見える木の棒。
三つに編まれた籐の輪を抜くと、中から箸が現れます。
箸は携帯に便利な小振り、軽く使いやすいサイズ。(213mm)
身と蓋は栗の木をスパッと鉈で割った 木の目にそった割はだそのまま。
一つ一つ微妙にカーブが違い、またおもしろいです。
素材は 広葉樹二次林より柏木さん自ら間伐し、玉切り、荒割りして一年以上乾燥した地元産の栗の木。
それを再度二つに割り分け、箸の入る部分を鑿(のみ)で彫り込み、外側を銑(せん)と南京鉋(なんきんがんな)で仕上げてあります。

左写真(上から順に)
・白木(オイル仕上げ)竹箸付き 5,775円
・アンモニア処理(焦げ茶色、オイル仕上げ)竹箸付き
                      6,090円
・拭漆、槐(えんじゅ)箸付き 9,135円