うるし椀の会


~ 藤崎 誠・うるし椀の会 ~




漆椀から世界を見る・・・
少し大袈裟かもしれません。
しかし、私たちにとって、一番身近と言える漆椀ひとつからでも、色々なことが見えてきます。
「うるし」や漆の樹、塗師屋さん、木地屋さん、それらを支える周辺の仕事、流通や環境の問題等々。
あの小さなお椀一つ取りあげても、様々な問題が提起されます。
漆大好き、漆って何、と言う方々が、気楽に語り合う集いでありたいと思います。
漆椀やいろいろな漆器を使っての楽しいひとときもデザインしましょう。
食の文化や食育の問題もきっと話題になるでしょう。
 
藤崎 誠


◇◇◇ 第12回 うるし椀の会 ご案内 ◇◇◇
梅の便りが聞かれる頃になりました。
昨秋は舎林さんのイベントがあってお休みをしていました「漆椀の会」を再開します。
今回のテーマは≪お椀を使う≫です。
漆椀の木地はどのように作られるのだろうか。
小口取り(タテ木)と板目(ヨコ木)とはどう違うのだろう。
漆の樹から採られた漆はどのようにして塗られるのか。
いい漆ってなんだろう。
今回は大ぶりのお椀を使いながらお話を進めていきたいと
思っています。早春の午後、どうぞお出かけください。
藤崎 誠

今回は藤﨑先生のお椀を使って、石川昭子さんのお料理をお召し上がり下さい。
安全でおいしい食材にこだわり、それぞれの素材の味や香りを生かしたていねいなお料理です。
藤﨑先生の器と石川さんのお料理もあわせてお楽しみ頂けたらと思っています。
 日 時 : 2008年3月15日(土) 2:00pm~5:00pm
 場 所 : 舎林 3階
 参加費 : 2500円
ご参加の方は舎林へご連絡ください。
06-6624-2531

皆様のご参加をお待ちしています。


◇◇◇ 第10回 うるし椀の会 ご案内 ◇◇◇

例年にない暖冬でした。
世の中けじめが曖昧になり、気候の移り変わりまでが 妙な具合になったのではないかと、余計な心配をしておりましたが、弥生三月 名実共に春の到来です。
さて 今回はゲストに姫路にお住まいの 江藤國雄さんをお迎えします。
蒔絵から寺社の修復まで幅広く漆の仕事を手がけておられる江藤さんから
どんな興味深いお話が伺えますでしょうか。楽しみにお出かけください。
藤崎 誠
◇江藤國雄さん
 天橋立文殊堂厨子彫り 彩色復元
 丹波篠山城跡 大書院孔雀の間 漆塗り
 京都大徳寺 片桐石州像 彩色
 姫路書写塗り 復元制作
 奈良県 春日大社若宮 漆塗り彩色
 奈良 薬師寺大講堂 国宝仏足石天蓋 漆塗り 等を手がける
 日本工芸会正会員として伝統工芸展に出品
 日 時 : 2007年3月17日(土) 2:00pm~4:00pm
 場 所 : 舎林 3階
 参加費 : 2000円
皆様のご参加をお待ちしています
電話・FAX ・メールでお申し込みください


第6回 2006年7月15日(土) 2:00pm~4:00pm
テーマ『漆の器を使う ①』
愛染さんにはじまる夏祭りの季節到来。
梅雨明けが 待たれます。
今回のテーマは「漆の器をつかう」です。

〈漆の器〉は書いて字のごとく、漆が塗られた器ですが、
その質感、色合いなどから夏場は出番の少ないもの・・・

今回は漆の器を涼しげに演出してみたいと思います。
さて、どんな展開になりますでしょうか。
お楽しみにお出かけください。
                   藤崎 誠


第5回 2006年5月20日(土) 2:00pm~4:30pm
テーマ『モノまんだら』
緑の風が爽やかな季節となりました。
木々も若葉に包まれて、若々しい息吹を感じます。
間もなく漆の樹は、淡い可憐な花をつけます。その頃には
漆畑で、今年の漆掻きが始まる事でしょう。
今回の漆椀の会はゲストをお迎えして、前回と一味違った
視点から、器を見たいと思います。題して《モノまんだら》
ゲストは奈良県立民族博物館学芸課主幹の鹿谷 勲氏です。
さて、どんな展開になりますでしょうか。
お楽しみに お出かけください。
                   藤崎 誠
第5回うるし椀会写真1
第5回うるし椀会写真3
第5回うるし椀会写真2
第5回うるし椀会写真4


第4回 2006年3月18日(土) 2:00pm~4:00pm
テーマ『辨当・辨当の器』
寒い冬が過ぎて、日差しも春めいて来ました。
春風に誘われてどこかに出かけましょうか・・・
今回は ごいっしょに辨当の器を考察してみたいと思います。
第4回うるし椀会写真1
第4回うるし椀会写真2


第3回 2006年1月21日(土) 2:00pm~4:00pm
    会場 日本料理「乃上」
テーマ『ハレの器、ケの器』
藤崎先生のお話も木地作りから漆の樹液へと進んでまいりましたが、今回のテーマは「ハレの器、ケの器」です。
現代生活の中ではハレとケの区別は薄らいできていますが、日本の社会ではそのバランスをとることは、大切な事でした。今回は漆椀からハレとケの世界を見てみました。
第3回うるし椀会写真1
第3回うるし椀会写真3
第3回うるし椀会写真2
第3回うるし椀会写真4


第2回 2005年11月19日(土) 2:00pm~4:00pm
    飛び入りゲスト:渡邊 明氏(ガラス工芸)
テーマ『天の恵み 地の恵み ―木地を美しく装う― 』
第2回うるし椀会写真1

漆掻きの道具
第2回うるし椀会写真3
藤崎先生の後ろは漆の枝です
第2回うるし椀会写真2

今回のおしのぎは「秋の恵み」です
第2回うるし椀会写真4
飛び入りゲストの渡邊 明氏


第1回 2005年9月10日(土) 2:00pm~4:00pm
    ゲスト:山本英明氏
第1回うるし椀会写真1

木地つくりのお話をされる藤崎先生
第1回うるし椀会写真3
第1回うるし椀会写真2

お椀の木地に盛り付けてみました
第1回うるし椀会写真4